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「コロナの中の挙母祭り」郷土資料館で開催中

本年の挙母祭りは、新型コロナウイルスの影響により中止となりました。

挙母祭りは、豊田市中心部の挙母の地において、寛永年間(1624‐1643)頃から続く秋の大祭です。長きに渡る歴史を見れば、疫病・災害・戦争等で、祭りが中止になったことは、実はたびたびありながら、今日まで引き継がれてきました。

こうした歴史を学べるのが、豊田市郷土資料館で開催中の「スペイン風邪とコロナウイルス」展です。
子守明神祭礼絵巻、挙母祭山車図(稲垣錦箒 筆)、水野功氏の調査による大年表「天変地異と挙母祭り」、藩主へ歌舞伎を披露する様子を描いたジオラマなどが展示されています。

まつりは、まちやコミュニティーの成り立ちや現在を写す鏡のようなものです。今秋、山車がまちを巡行することはありませんが、本企画を通じ、今一度、挙母祭りとは何かを知っていただければと思います。
*展示は11月29日(日)まで。月曜休館。入館無料です。