本年の華、旧東町が披露する山車に注目!
旧東町は、今年華を務める心意気から、特別仕様にて山車を披露しています。注目は飾り幕です。
通常、挙母祭りでは山車に巻く飾り幕にレプリカを使用します。文化財価値のある実物を、この先も長く保存継承する必要があるからです。
今年は山車の運行がないことから、旧東町は、嘉永二年(1849年)製作の現物を取り付けて公開。当時の布・糸、当時の技術で施された絵柄の味わいを間近で見てていただけます。
この他、上山の後部にある襖も貴重なもので、宝暦六年(1756年・伝)内藤藩主より拝領との記録があり、こちらも文化財価値の大きいものとされています。
町内では、受け継がれてきたお囃子も披露されました。